LINE グルメ予約での飲食店予約受付は、2017年3月21日(火)の14:00までとなります。
※ご予約いただいた履歴は、2017年4月23日(日)まで閲覧いただけます。24日以降は閲覧いただけなくなります、ご了承ください。
(2017.2.20追記)
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風が徐々に冷たくなり、いよいよ秋の深まりを感じられるようになりました。秋といえば、やはり「食欲の秋」ですよね。おいしいものをたくさん食べ、冬に向けてエネルギーを蓄えたいところ。そこで今回は、秋の味覚・キノコをメインに使ったフランス料理店をご紹介します。
■本格的なフランス料理が味わえる カジュアルレストラン「マッシュルーム」
やってきたのは恵比寿駅から徒歩5分の「マッシュルーム」。開業してから20年以上の歴史を持つお店です。
入り口のドアを開けると、そこにはキノコグッズがずらりと並べられてありました。かわいい~♪
店内は20席ほどの落ち着いた空間です。見渡せば、またしてもあらゆるところにキノコモチーフが。飾ってある版画も、もちろんすべてキノコです。
案内された席に着くと、ワイシャツに見立てたナプキンとともに、テーブルセッティングがされていました。どこまでもかわいらしいおもてなしがいき届いています。
何種類かあるコースのうち、今回は「キノコづくしのおまかせコース」(7,560円、要予約)をオーダー。よりグレードの高い10,800円のコースもあります。「こちらのコースは、旬やお客さまの来店頻度で毎回メニューが異なります」とオーナーシェフ。事前予約制なので、「LINEグルメ予約」を使うのがオススメです。
■初めて食べる品種ばかり! 予約必須の「キノコづくしのおまかせコース」
前菜は、キノコを揚げたフリットです。左から、桜エビとそばの実の衣をつけたトンビマイタケ、カレー風味の衣のトキイロヒラタケ、生ハムを巻いたマスタケです。スイートな味わいのパプリカソースと、ピリリと辛いかんずりソース、しいたけパウダーをつけていただきます。
サクサクに揚げられた桜えびの香りがするトンビマイタケは、キノコと聞いていなければわからない不思議な味わいと食感。一品目から想像を超えるメニューの登場に、期待が高まります。
こちらは「石鯛と花びら茸のカルパッチョ」。その名のとおり、花びらのような形をした花びら茸は、キクラゲのようなコリコリとした歯触りです。松山産のレモンドレッシングで、さっぱりした一皿に仕上がっています。
お皿の端にあるかつお節クリームは濃厚で、少量でも風味がしっかりとわかります。フランス料理なのにかつお節を使うとは珍しい気がしますが……? 「当店では、日本の食材も取り入れたオリジナルのフランス料理を提供しているんですよ」とオーナーシェフ。ここでしか味わえない創作フランス料理なんですね。
3品目は、「マッシュルーム」の人気メニュー「キノコのソテー」です。ムレオオフウセンタケやササクレヒトヨタケ、シロマイタケといった6種類のキノコが、オリーブオイルとピーナッツオイル、バター、にんにくなどで味つけしてあります。
いずれもほぼ見たことも聞いたこともないキノコばかり。ちなみに、これまでいただいた3品すべて違う品種が使われています。
同じ味つけでも、品種によって味も食感もこんなに違うなんて! 筆者のお気に入りは、こちらのササクレヒトヨタケ。中が空洞になっていてシャキシャキとした歯ごたえが特徴的です。
続いて運ばれてきたスープには、じっくり煮込んでトロトロになったアミタケやジロールなどのキノコがたっぷりと入っています。野菜と鶏肉のダシをベースに、ハーブとシークワーサーが加わった独特な香りと酸味がクセになります。
■メインやデザートまで…… 「これもキノコ!?」と驚きの連続!
いよいよメインのお肉料理かと思いきや、こちらはなんと、ジャンボマッシュルーム! 傘の裏にあるひだの部分には、マッシュルームのムースを詰めてあり、その上にはホタテ貝をトッピング。行者(ぎょうじゃ)にんにくのいい香りが漂います。
ジャンボマッシュルームは、キノコとは思えないほど肉厚でジューシー。ムースには、砂糖やハチミツを使わずお肉のダシだけで甘みを出しているそうです。
ついにメイン料理の登場です。本日は、マグレ鴨のむね肉のローストに、エノキに似た雪割茸(ゆきわりたけ)が添えられています。お好みでバルサミコソースをつけて召し上がれ。
引きしまった鴨肉は、うまみが凝縮されています。実は、お肉にかかっている白いソースもエノキやマッシュルームを使ったクリームソース。甘めのソースが鴨の味を引き立てます。雪割茸は30センチほど長さがあるので、パスタのようにクルッとフォークに巻くと食べやすくて◎。
キノコづくしのコース最後を飾るデザートは、なんと「エノキのプリン」。オーナーシェフ曰く、ピューレ状のエノキを使うことでコクが出るんだとか。プリンを食べても、どこにエノキが入っているのかわかりません。
「それだけではつまらないので、ミルクソースの中にも刻んだエノキを入れ、食感を生かしました。オレンジのコンフィを添えて爽やかさもプラスしています」
確かに、ソースにはエノキの食感が残っていますが、ちゃんと甘くておいしいスイーツに仕上がっています。不思議なキノコデザートは数量限定なので、食べられたあなたはラッキー! まだおなかに余裕があれば、さらにフルーツなどを使ったスタンダードなデザートもオーダーできますよ。
今まで食べたことのないキノコ料理の数々に驚かされました。品種によって味や香り、食感もここまで違うとは、キノコの世界は奥が深いんですね……。みなさんも、ぜひ「マッシュルーム」で、秋の味覚を存分に味わってみてはいかがでしょうか。「キノコづくしのおまかせコース」を予約する際は、「LINEグルメ予約」を活用してみてくださいね。
◆今回紹介したお店
店名:恵比寿マッシュルーム
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-16-3 ゼネラルビル恵比寿西 中2F
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※スマートフォンのみ対応
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■LINE@で店舗を探す方法(LINE公式ブログ)
http://official-blog.line.me/ja/archives/1004983072.html
(名久井梨香+ノオト)