だっちゃの「イカの歯ぐき」

連休がない6月。まとまった休みがなくても、少しだけ旅の気分を味わいたいなら、郷土料理店でお食事なんていかがでしょう?

今回は、浅草で「へんじんもっこ」や「イカの歯ぐき」という佐渡料理を食べられる店があると聞きつけて、行ってみることに。まったく想像できない不思議な響き……。いったいどんなメニューなの? 


■店内は佐渡島だらけ! 日本で唯一の佐渡料理店 「だっちゃ」

だっちゃ外観
 
ということで、やって来たのは浅草駅徒歩7分にある、日本で唯一の佐渡料理店「だっちゃ」。ちなみに佐渡とは、新潟県の西部に位置する国内最大の離島・佐渡島(さどがしま)のことです。

だっちゃの店内
 
一見、普通の居酒屋ですが……

店内の至るところに佐渡に関連したグッズが
 
佐渡島に生息するトキの紙風船や佐渡高校の甲子園初出場記念ボールなど、店内のいたる所に佐渡に関連したグッズが飾られています。

塩や醤油も佐渡島産
  
塩やしょうゆも佐渡島産をそろえるなんて、こだわりが伺えますね。

だっちゃの美人女将
 
「いらっしゃい」と迎えてくれたのは、「だっちゃ」の美人女将・きたむらさやかさん。サバサバとした明るい人柄で、きたむらさんに会いにくる常連さんもいるそうです。さっそくですが女将、「へんじんもっこ」と「イカの歯ぐき」をいただきたいです……!

へんじんもっこのたまとろサラミ
 
こちらがウワサの「へんじんもっこのたまとろサラミ」(620円)。

「へんじんもっこ」はそもそも、佐渡島の方言で「頑固者」。これを製造する佐渡のサラミ工房「へんじんもっこ」が、その名のとおりとことんこだわって作った一品です。本場・ドイツの製法で作られたサラミは、数々の国際大会で賞を獲得しました。

食感はネギトロのよう
 
あっさりとした玉ねぎ風味で、食感はネギトロのよう。付け合わせのクラッカーも薄焼きせんべいみたいでおいしい♪ すると、「味わってほしいのはクラッカーじゃないよ!!」と、きたむらさんのツッコミが(笑)。もちろん、へんじんもっこも美味でございます!

だっちゃの「イカの歯ぐき」
  
続いて「イカの歯ぐき」(590円)が運ばれてきました。イカの歯ぐきとはこれいかに……。恐る恐る口に運ぶと……う、うまい!! 鶏のナンコツのようなコリコリとした歯触りで、イカのダシがよく効いています。

「これは塩ゆでしているだけなんですよ」ときたむらさん。それだけでこんなに濃厚なうまみが出るとは!

一皿で約20杯分のイカを使用しています
 
ちなみに、この一皿で約20杯分のイカを使用しています。一杯から取れる歯ぐきは一つしかなく、お店で丁寧に歯を抜いているので、一日に提供できる数は限られているそう。本当に絶品なので、これだけでも食べに来る価値はありますね。筆者のイチオシです!


■「いごねり」「麹のおちち」……想像もつかない珍味が大集合!

いごねり
 
佐渡料理は、「へんじんもっこ」や「イカの歯ぐき」だけではありません! きたむらさんオススメの佐渡の珍味をいただくことに。こちらは、島民のソウルフード「いごねり」(490円)。

しょうゆをかけて頂きます
 
しょうゆをかけていただきます~! 「いご草」と呼ばれる海草を煮て、きしめん状に成形した「いごねり」は、つるつるとした喉ごしでうどんのように食べられます。なお、いご草100%で作られているのでカロリーゼロ、おまけにミネラル豊富と、美容にはうれしい一品です。

フグの子粕漬け
 
お次は「死にません。フグの子粕(かす)漬け」(790円)。薄切りにした大根の上に乗っているのは、2年以上かけて解毒したものです。猛毒があるといわれるフグの卵巣が食べられるなんて、佐渡料理の奥は深い!

気になる味は、明太子のようなプチプチの身に酒かすの味が染み込んでおいしい~。これは完全に大人のためのつまみですね。

至純米とウマヅラハギの肝醤油
 
お酒が飲みたくなってきたので、佐渡の日本酒「至(いたる)純米」(半合―500円、1合=900円)と、月替わりのオススメの品だった「ウマヅラハギの肝醤油」(1100円)をオーダーしました。

「至」は、少し辛口ですっきり。某テレビ番組で、V6のリーダー・坂本昌行さんが「お気に入りのお酒」として絶賛したことから人気に火がつき、最近はネット通販でも品薄になっているそうです。

ハギの食べ方
 
こちらのハギは、肝とワサビを乗せてしょうゆでいただきます。プリプリとした食感が◎。佐渡の旬を郷土の味で楽しめるのは「だっちゃ」ならではですね。

麹のおちち
 
デザートは「麹(こうじ)のおちち」(600円)でシメ。佐渡島では、お土産にもぴったりな瓶詰めで販売されているそうですよ。

まろやかさの中にほんのり酸味
 
トロっとしたクリーム状のおちちを口に含むと、甘酒のようなまろやかさの中にほんのりと酸味が……。まさにお米のヨーグルトですね。きたむらさんいわく、「科学的根拠はないけれども、二日酔いにも効くと常連さんから好評です(笑)」とのこと。

島民連絡帳も
 
お客さんのなかには佐渡や新潟の出身の方も多いそうで、店内にある「島民連絡帳」や「新潟ノート」には、一言コメントや自己紹介がぎっしり!

おいしい料理に舌鼓を打ったら、店内の充実した旅行パンフレットで、佐渡への旅の下調べをするのもオススメです。

「だっちゃ」には、今までに出合ったことがないユニークな料理が勢ぞろい。紹介しきれなかった佐渡の味が、まだまだありますよ。おなかを満たして帰るころには、すっかり佐渡島のファンになっていること間違いなし。次の連休の旅行先は、佐渡島でキマリですね!

(名久井梨香+ノオト)

◆今回紹介したお店
店名:佐渡の酒と肴 だっちゃ
住所:東京都台東区西浅草2-27-1伊東ビル 1F
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